ミッションをベースに、将来の大きな目標となる、
具体的な企業像、ビジネスの形がビジョンであるといえるでしょう。
それは、定性的に、定量的に設定していきます。
いつまでに、どのような、どの程度の会社、ビジネスにしたいのか。
あなたが求める会社は、どんな状態の会社なのか。
ビジネスの成功とは、どんな状態をいうのか。
それらをできるだけ具体的に描いていきます。
その大目標のビジョンが明らかになってきたら、
そこへ向かうための大きな方策、道のりを考えます。
それが企業戦略です。
会社、ビジネスの現状を分析し、そこからビジョンを達成するめの、
大きな施策を策定し、実行します。
会社の資源、組織、商品・製品・役務、顧客、流通、競合他社、市場シェアなど、
多種多様な側面からビジネスを分析した上で、
新しいアイデアを発想し、それをミッション→ビジョンをもとに、
実際の各活動の大きな指針として統合していきます。
企業戦略の策定上、最も重要な視点は、統合です。
企業のミッション、そして企業がもっている資源(リソース、種)と
顧客・市場にあるニーズとウォンツとを統合する視点です。
それが広い意味でのマーケティングでもあります。
この統合をITソリューションとして情報システムをからめて、
一つのマネジメント手法として明示したのが、
SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)であり、
CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)です。
SCMはサービスの供給という流れを、企業内外で統合したものであり、
CRMは顧客情報によるサービス需要の創出という流れを統合していくものです。
現在はこのSCM(供給側面)とCRM(需要側面)の統合が、
強い企業として存続・成長するためのキーファクターとなっています。
また企業、ビジネスの現状の客観的、理論的な分析とともに、
柔軟性に富む、直感的な、創造的な発想力が非常に重要になります。
合理的な思考を行い、さらに合理を超えていく力が必要となります。
合理性と直観力との統合です。
それから実行段階において、個別に策定された機能別戦略や事業戦略、
及びそれらをより具体化した戦術・手段、そして実際の活動を、
企業ビジョンをもとに統合していくことが、企業戦略の本質です。
現在の日本の企業には、戦略がないといわれることがありますが、
それが意味するのは、日本の企業が企業戦略を描けないというよりは、
さまざまな個々の企業活動を、
策定した戦略をもとに統合的にまとめ上げ、調整して、
企業全体の動きをビジョンに向かわせることができる人がいない、ということです。
もしくは、描いた戦略がミッション→ビジョンにもとづいていないため、
実行に移されないか、
または実行に移されても現場の戦術や手段にゆさぶられると
すぐに消えてしまうような脆弱なものである、という意味です。
戦略策定およびその実行における最も大切なこと、
それは、ミッション→ビジョンにもとづいて企業活動を調整・統合するものであること、およびそれを全社統合的に実行できる人がいること、の2点です。
(※)「自己実現」のカテゴリーで、
「What do you want ?」を連続アーティクルとして投稿していきますので、
そちらとあわせてご覧いただくと、
このアーティクルの理解がより深まると思います。
このアーティクルの全貌と私の正体は以下のサイトでご覧になれます。
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板垣 善昭 (いたがき よしあき)
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