ダイエットで痩せる事を目的とした、
心肺持久力を向上させない弱い強度の身体活動も、
大量、頻回に行った場合、
慢性疾患の治療・予防に有効な可能性が
1990年代初頭には指摘されるようになってきました。
例えば、肥満に伴う合併症の改善は
心肺持久力の改善とはあまり関係せず、
体脂肪、特に内臓脂肪の減少量とよく関連します。
そこで、運動不足の方で、
まず身体活動量(エネルギー消費量)を増加させることでダイエットし、
慢性疾患のリスクを減らすことを目的に提唱されたのが、
CDC(アメリカ疾病対策センター)/
ACSM(アメリカ・スポーツ医学会)の
身体活動指針です。
その内容は、
中等度の身体活動(家事労働などのプログラムされないものも含む)を
合計30分以上(8〜10分程度の細切れでも可)
ほぼ毎日(週5日以上)行う、というものです。
この指針は、運動の強度を中等度としたこと、
10分程度に小分けにして行ってもよいとしたこと、
系統的な運動だけでなく
日常生活のなかのプログラムされない身体活動でもよいとしたことなど、
活動量の増加に配慮した点が注目されます。
実際に、合計時間が同じであれば減量効果に差はなく、
日常生活のなかでの身体活動を増やすアプローチでも
プログラムされた運動と同等の減量、降圧、脂質改善効果があることが、
複数の介入研究で示されています。
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痩せるダイエット法
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