(楽器をやっている人には、是非お伝えしたい。)
アマチュアのほとんどの人と、音楽の経験を積んだ人とでは、
あるところに差があることが多いのです。
これができているかどうかで、
今後の音楽活動にも、大きく影響してきます。
何が違うのか。
それは、『聴く』ということに関してです。
もう少し具体的にいうと、
『全ての音の中心で聴けているかどうか』ということなのです。
普段頻繁に聴いている音楽を、
頭の中で「再生」してみて下さい。
主旋律であるヴォーカルであったりギターであったり、
そういったものは明確に再生できても、
ピアノ、ベース、ドラムといった、
バックで演奏している楽器の全ての音が再生できるでしょうか。
あるいは、ベース・ラインを唄うことができるでしょうか。
多くのアマチュアの人の場合、
どこかに寄り掛かって聴いてしまっているのです。
バックの音はなんとなく「聞いて」いるが「聴けて」いないのです。
「中心で聴けていない」、つまり、ニュートラルな位置で聴けていないのです。
ヴォーカルやギターが奏でる『主旋律』に寄り掛かって聴いているんですね。
全体を聴いているようで、実は、
主旋律に耳がいっている比率が高いのです。
そういった人が集まったバンドでは、
個々の音は聴いていても、
他の人の演奏がしっかりと聴けていないので、
バランスも悪く、ピタッと揃わないんですね。
おまけに、音楽の大きな流れも掴めず、
「間」を取れないので、
ひたすら楽器をかき鳴らす、こんな状態に陥りやすいのです。
全ての音をまんべんなく聴く、
その聴き方を、是非マスターして下さい。
特に、ジャズのような、即興で演奏が繰り広げられる音楽の場合、
中心で聴けていれば、
「おっ、ドラムのスネアの音に反応したな。」とか、
「ピアノの挑発をかわしたな。」とか、
音の絡み合い、バトルが聴けて、
よりいっそう楽しいものになります。
ミュージシャン側と同じ耳を持つことになるんですから。
オーケストラの指揮者が、
目立たないパートの、ちょっとしたことを指摘できるのも、
こういうニュートラルなポジションで、
全ての音を聴いているからなのです。
全体、全ての音を聴けてこそ、
真の音楽の楽しさがあるのです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Sax-Fan サックス・ファン
http://www.sax-fan.net/
Music-Life.biz
http://music-life.biz/
瀬尾 和弘
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
|