まず最初に、お断りしておかなくてはいけません。
『音痴』という言葉自体、
一部では「音痴の『痴』は、差別的ではないか。」という議論もされていますので、
そういった解釈をなさる方もいらっしゃるとは思います。
書いている私も好きな言葉ではありません。
ですので、一般的に通用する言葉として取り上げさせて頂きますことをご了承下さい。
一言に「音痴」と言っても、大まかに種類があります。
「真性音痴」と「仮性音痴」です。
何やらイヤな言葉ですが、
「真性」とは、
音を感じる器官に何らかの原因があるか、
それを受け取っている脳に原因がある場合の音痴です。
「仮性」とは、
それらには、何ら問題が無いものをいいます。
「真性」の場合は、そもそも拾っている音が違うため、
トレーニングは困難を極めますが、
音痴と言われてしまっている、そのほとんどの方は、
「仮性」です。
難しい話になってしまいましたが、
「仮性」の方の場合、なぜ音痴なのかというと、
発声音痴なだけなんです。
声帯周りの筋肉の使い方がうまくないだけなんですね。
どの音高で、どの位、筋肉を緊張させればいいのかが、
不得手なだけなんです。
幼少期に、唄う機会が少なかったのでしょう。
そして、人から、音痴と言われてしまったことから、
余計に歌から遠ざかってしまうという悪循環が、
そうさせてしまっているだけなんです。
練習すれば、治るんです!!(治るという表現もなんですが。)
どうしても、「自分は音痴なんだ。」という思い込みから、
唄うことを避けようとしてしまい勝ちですが、
「ちゃんと唄えるようになるんだ!」
という自身を持って取り組んで下さればと思います。
日本語をみて下さい。
「くも」雲・蜘蛛
「はし」橋・箸 の様に、
その地方によってもイントネーションが変わる言葉がありますが、
あなたは、ちゃんと区別して伝えることができていますよね。
歌だって、同じような気持ちでいいんです。
言葉を覚え、発してきたように、
数こなせば、きっとできるようになるんですから。
ただ、音をよく聴いて、
自分の声と喉の感じに注意を向ける、
「集中力」は必要ですから、
諦めずに取り組んで下さい。
その内、意識しなくても、
声帯周りの筋肉を上手に使いこなせるようになりますから。
恥ずかしがらず、胸を張って練習できる場所を見付けることです。
どうか、小さくならないで下さい。
ガンガン唄っていきましょうよ!!
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瀬尾 和弘
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