現代は飽食の時代といわれ、
過剰な食事摂取による
ダイエットで痩せることの必要な肥満や
それに関連した
いわゆるメタポリツクシンドロームの概念が注目されています。
また、巷では女性の美の象徴として
やせた体がもてはやされ、
さまざまなダイエット関連の商品やサービスが氾濫しています。
このような背景に影響されてか、
やせていない女性は(標準的な体重・体型であっても)、
より体が細くなり、低体重となることで
自身の評価が上がると感じているような風潮があります。
一方、女性の高学歴化や多様な職種への進出といった
現代の社会情勢の変化は著しく、
結婚して専業主婦となり、
出産して子育てに専念するという古典的な女性のライフスタイルは、
今や数多い選択肢の一つに過ぎなくなっています。
この数多い選択肢から自らの人生の方向を定め、
自己実現を目指す現代女性の精神的ストレスは、
一昔前とは比較にならないほど多く、
次々とめぐりくるライフイベントを
うまく乗り越えることができずに苦しんでいる女性も
増加していると考えられます。
このようなストレスのはけ口として、
衝動的に大量の食物を摂取(むちゃ食い)することがありますが、
このような異常な食行動が習慣化し、
社会生活に影響を及ぼした患者は
摂食障害(eating dis−Order:ED)と診断されます。
EDは、体重・体型が自己評価に多大に影響し、
これらに関する認知の障害を認めることを
本質的な特徴とする食行動異常です。
このうち、著明なるいそう(標準体重の85%以下)を
きたしたものが神経性無食欲症(anorexia nervosa:AN)です。
一方で、むちゃ食いはするがるいそうをみないものがあります。
このような患者には体重増加を防ぐために、
過剰な運動、節食、嘔吐、下剤の乱用といった
不適切な代償行動がみられ、
このようなむちゃ食いや不適切な代償行動の習慣化
(少なくとも3カ月間にわたって週2回以上)
したものが神経性大食症(bulimia nervos:BN)です。
十数年前まではANがEDの大半を占めていましたが、
近年BNが爆発的に増加していると言われています。
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痩せるダイエット法
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